お受験とは?
幼稚園や小学校の段階で、名門校へ入学することを目指すための試験勉強・面接対策などを総合して、「お受験」という言葉が使われます。
お受験に成功して、教育環境の整った学校に入学させることができれば、メリットも大きいのは事実です。
特に、小・中学校、あるいは小・中・高校などの一貫教育が受けられる名門校は、非常に人気が高く、ご両親も熱心な方が多いようです。
お受験を考える方は、「公立の小・中・高校を取り巻く状況に不安を覚える」「青春時代を受験・受験で終わらせるのがかわいそう」といった思いがあるようです。
公立の学校に対する、「いじめの多発」「学級崩壊の噂がある」といった悪いイメージから、早い段階で私立の学校に入れるほうが安心、という思いもあるようです。
また、文部省の打ち出す教育に関する方針が、一定せず、変化が多いことも、保護者の不安の種になっています。
幼稚園や小学校に入学する段階で「お受験」のための対策を行うのは、子どもの意思というより、親の意思が影響することが多いものです。
人気の小学校になると、10倍以上の競争率をくぐり抜けて、合格を勝ち取らなければならず、受験対策にかかる労力・費用もかなりのものになります。
また、2~4歳の段階で、お受験の教室に通わせ、勉強を強いることが、果たして子どもに良いことなのかどうか、考える必要はあるでしょう。
「名門の学校に入学してしまえば、勉強のことから、生活環境のことまで、完全に安心」とまではいえません。
子どもが「校風に合わない」と悩む場合、あるいは病気や怪我などで学校生活を送れなくなる場合もありえますので、「お受験=ゴール」だと考えないようにしましょう。